韓国検察は11月20日、朴槿恵大統領の長年の友人である崔順実(チェ・スンシル)氏を中心とする事件に、朴大統領が共謀した疑いがあると発表した。韓国社会を揺るがしている崔氏の疑惑だが、これに大統領自身が共謀したと検察が発表したことで、国民の反発がさらに高まりそうだ。
朴大統領が共謀したとされる容疑は2つ。1つめが崔氏が関与する2つの財団に韓国内の大企業から744億ウォン(約70億円)を集めて基金を組成したことに朴大統領が関与していたこと、そして2つめが、公務上の秘密が記された大統領府や政府の文献を崔氏に渡していたことに、朴大統領が重要な役割を果たしていたことだ。
韓国検察は20日、崔氏を上記の容疑で起訴した。また、2つの財団に対して出資を実質的に強要した容疑で大統領府の安鍾範(アン・ジョンボム)前政策調整首席秘書官を、崔氏に重要な文献・情報などを渡した容疑でチョン・ホソン前秘書官らを起訴している。
2人は朴大統領の側近中の側近とされ、検察の捜査に対し容疑の経緯を詳細に述べたものと思われる。そのため、朴大統領の共謀容疑の信憑性が固まったと判断したのだろう。
この記事は有料会員限定です
残り 478文字
