柔軟な対応ができる論理的思考能力を養う 自立的で人間力豊かなビジネスリーダーを育成
ワークショップがもたらすリーダースキルの醸成
法政ビジネススクールでは、基礎から応用までの専門知識を学ぶ「講義」に加え、コースごとに「ワークショップ」という新しい形式の授業を取り入れていることが特徴のひとつ。
これは、統一的なテーマの下、毎週、異なる実務家あるいは研究者をゲストスピーカーとして招き、その講演をもとにディスカッションを行うもの。ここで学生は、生きた事例や注目を浴びている研究成果に触れ、当該分野のエキスパートに直接質疑することができる。
たとえば、企業家養成コースでは、これまで「市場の発見」「企業成長とビジネスモデル」「企業家の決断」「企業家のビジョン」などを、マーケティングコースでは、この2年間、「ソーシャルメディアとマーケティング」をテーマとしている。
「ワークショップに参加して、仕事の躍動感を感じることができた。また、チームでの共同作業を通じて、学生同士の結びつきも強くなり、楽しく有意義な時間だった」という学生の声が証明するように、ゲスト自らの体験や事業展開におけるプロセスについての本音が聞けるとあって、受講生は大きな刺激を受けるのだ。
このワークショップは毎年開講されており、在学中の2年間で20名以上の実務家の話を聞くことになる。そのため、様々な分野のタイムリーで現実感を伴った講義により、企業経営にかかわる最先端の動向に関する知識を身に付けることはもちろん、実践的なスキルまで養えるというわけだ。