株価の値動きの乏しい状況で、どのように投資すれば儲けられるのか。気長に構えて配当をもらうのも一手だが、それで物足りなければ、リスク覚悟の短期トレードで勝負する手法もある。
そこで注目したいのが「ベータ値」という指標だ。ベータ値は、個別銘柄がTOPIXなど全体相場の動きにどの程度連動するのか、その傾向を示す。
TOPIXが一定期間に1%上昇した際、あるA銘柄が2%上昇するとA銘柄のベータ値は「2」、0.5%の上昇にとどまれば「0.5」となる。ベータ値が高いということは上昇率も下落率も大きく、値動きが激しいということだ。短期間で、急上昇する前のタイミングで投資し、大きく反落する前に売り切らなければならない。絶妙の売買タイミングが求められる上級者向きの投資スタイルだが、うまくはまれば、短期で利益を上げることも可能である。
短期投資ではあえて業績を"無視"
株価は、業績や買収・新製品の発表など複合的な要因で動くため、常にベータ値どおりの値動きになるわけではない。ただ、ベータ値を見れば、大まかな値動きの傾向をとらえることはできる。
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