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日銀総裁が漏らした不満 高まる期待と増す重圧 

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いつもはどのような質問にも淡々と答える白川方明日本銀行総裁だが、30日の決定会合後の会見ではめずらしく愚痴とも不満ともつかないような言葉を漏らした。

今回の金融政策決定会合では資産買入等基金(基金)を通じた資産買入れの増額を決定すると同時に、金融機関の貸し出しを後押しする目的から「無制限」の貸出支援基金を創設することも発表した。だが、あくまで大枠だけ。その効果を問う質問が相次いだ。また、14年度でも日銀が目途とする消費者物価上昇率1%に達しない見通しを示したことにも多くの質問が出た。

何度か説明を繰り返す中、会見終盤にさしかかったところで、おもむろに白川総裁は、
「先程からの質問を聞いていると、一方で、これをやっても効果はないのではないかというものと、一方で、物価が上がらないからもっと何かをやるべきではないのかという、両方の相反する問いを受けているように思う」と述べた。
「だったら、どうしろ、と」とも言いたげな様子だった。

 

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