保険に入るよりも、貯金をしたほうがいい

「貯金は三角、保険は四角」というマヤカシ

貯蓄は少しずつ積み立てるので右肩上がりの三角形、生命保険は加入したときから受取り金額が一定なので四角形と表現されます(写真:hin255/PIXTA)

貯蓄と保険、どちらが大切か?

「貯蓄は三角、保険は四角」。この言葉を聞いたことがあるでしょうか。ネットで保険関係の情報をチェックしたとき、あるいは保険営業員から保険の勧誘を受けたときに、聞いたことがあるかもしれません。保険の入門書では、最初のほうにこの表現が出てきます。保険業界の新入社員が、保険と貯蓄の違いを勉強するときにも使われます。

貯蓄はおカネを少しずつ積み立てていくので、時間の経過をともに貯蓄残高は右肩上がりの三角形になります。これに対して、生命保険は時間の経過と関係なく、加入した時から受け取れる金額(保障額)が一定ですから四角形になります。貯蓄は積立途中で死亡した場合、それまで積み立てられたお金しか返ってきません。ところが生命保険はまだ1回しか保険料を払っていなくても、いつでも確実に大きな保障を手にすることができます。だから貯蓄は三角、保険は四角なのです。

これを図にすると、視覚的に三角形よりも四角形のほうが大きく見えます。保険営業員は、好んでこの図を使って保険の利点を説明します。消費者は普通、「保険に入るよりも貯金したほうが確実で安心だ」と考えます。

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