新入社員は絶対に保険に入ってはいけない!

保険販売員の勧誘は、丁寧に断ろう

新入社員は絶対に保険に入ってはいけない。その理由の背景とは?(写真:わたなべ りょう / PIXTA)

昨年4月1日に掲載した「新入社員は、保険に入ってはいけない」は多くの人に読んでいただきました。社会人として生きていくためには、まず「お金」についての勉強が大切である。そしてその中の保険については、以下の3カ条を「心得」として覚えておいてほしいと書きました。

1.まずは国の社会保険制度を知ること
2.次に会社の福利厚生制度を知ること
3.そして最後に、保険の勧誘はすべて断り、しばらくは保険に入らないこと

 

詳しくは昨年の記事を読んでいただければと思いますが、今回は3カ条の背景、なぜ新社会人はすぐに保険に入ってはいけないのか、その理由について改めてご説明しましょう。

行き先が決まらないうちは切符を買わない

この連載の過去記事はこちら

楽しかった学生生活が終り、社会人としてのスタート台に立つと、これからは「どのようにおカネを稼ぎ」、「どのようにお金を使うか」という長い道のりが待っています。身も蓋もない言い方ですが、お金と人生、この2つが切っても切れない関係にあることは現代社会にあって厳然たる事実です。

さらに味気ない話ですが、「どのようにお金の稼ぐ」のかは、投資理論的に考えると、人生でどれだけリスクを取るかで、かなり説明ができてしまいます。リスクを取らずしてリターンを期待することは一般的には難しいのです。たとえば、民間企業で働き始めたあなたは、すでに雇用の安定性という点においては公務員よりも高いリスクを選択している、と考えることができます。そのリスクの見返りとして、あなたの選んだ企業が飛躍的に業績を伸ばせば、そのリターンを期待することができます。つまり、人生でのリスクとリターンは相関する傾向にあるのです。

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