6つのルールで「恥ずかしがり」は克服できる

セレブパーティで身をもって効果を体験

ジョン・レビーさんの「秘密のパーティー」の様子。中央にいるのがレビーさん(c)2015 Rick Smolan/ against all odds productions

入った瞬間に女性2人組に、「素敵なドレスね」と褒められた。いつもなら、「Thank you」で終わらせるところだが、この「おうむ返し」パターンでは会話が途切れてしまう。そこで、②の「必殺!鏡割り」テクをさっそく活用し、「ありがとう、実はこのドレス、(安売りチェーンの)TJ MAXXで買ったの」と続けてみた。すると「え~~、信じられない。絶対、そんな風には見えない」「あそこはたまに掘り出し物があるのよね」と会話が続くではないか。ふむふむ。確かに効果はあるようだ。

自己暗示を掛け、積極的に会話に入る

その後も、①の「みんな、話し掛けてもらいたがっているんだ」という暗示を自分にかけ、積極的に話し掛けていった。パーティなどの席で、特に困るのが、相手が2人や3人で話している場合。「邪魔しては悪いかしら」などと遠慮して、話し掛けづらいのだが、そもそも、みんな誰かと話しているので、ひとりでいる人などなかなか見つからない。

そこで、複数で話している場合でも、気にせず、会話が途切れているような瞬間に話し掛けることにした。

“Hi. I am Junko”と手を差し出して、声を掛ける。すると相手も“Hi, I am Ben”などと応じ、握手をして会話が始まる。驚いたのは、ほとんどの人が、とても好意的だったことだ。

⑤の「相手に興味を持ってもらえそうなネタ」として用意した「私、実はとってもシャイなの。でも今日はそれを克服する『実験』をやっていて、10人の人とお話してみようと決めたの。あなたは〇人目」という自己紹介には、みんな「へー、その『実験』面白そうだね」と興味を示してくれた。

もうひとつ「Junkoっていう名前なんだけど、時々Junk(ジャンク=ゴミ)っていう宛名で郵便物が来たりするのよ。しかも、スペイン語で発音すると『フンコ』。フンって、日本語でね……」というちょっとお下品な鉄板ネタも試してみたが、これもなかなかウケがよかった。あっという間に名前を覚えてもらえるし、印象にも残してもらえる。相手の記憶の端っこにしがみつく「フック」となるネタを用意しておくことはやはり大切だ。

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