出張先や旅行先でこんな経験をしたことはありませんか?
「ヤバい、自宅におみやげ買ってない!仕方ないから売店で買うか…」
「どこに行っても同じようなチョコレートばかりでうんざり。何か他にいいものはないの?」
「これで1000円以上も?かさばるけど人数合わせにあと何箱か買わないと」
筆者は旅行が趣味で、時間を見つけてはあちこちへと出かけます。今回の行き先はモロッコ。エボラ出血熱の報道にびくびくしながらも個人旅行向け会社で申し込みました。
モロッコについて調べていると、おもしろいことがありました。ある旅行者のブログをみていると、世界遺産の町フェズでおみやげ選びにとガイドがツアー客をつれて、フランス生まれの大型スーパー、カルフールに立ち寄ったというのです。
モロッコはタジン鍋などの陶器や手刺繍、革製品などで有名ですが、会社や自宅用のおみやげの定番はやっぱりお菓子などの食料品。ブログでも「立ち寄ってくれてよかった」という声が綴られていました。
雑誌やガイドブックもローカルスーパー推し?
最近の旅行ガイドには地元のスーパーマーケットについての記載が増えたように感じます。以前は「地球の歩き方」など、バックパッカーや個人旅行者向けの本に書かれていましたが、海外旅行もメジャーになり近年では「るるぶ」や「まっぷる」など団体ツアー客でも手に取り易いムック形式の本や女子旅向けの雑誌にも、スーパーマーケットの商品が紹介されています。
特に台湾、香港、韓国、ベトナムなど、人気のアジア圏のガイドブックには「バラマキ土産に最適!100元以下で買える○○」とか「キッチュでかわいいスーパーの雑貨」「使えるプチプラコスメ」など、低価格ながら気の利いたおみやげをほしがる女性の心をくすぐる表記が目立ちます。
普段から買い物が大好きな女性陣は、雑誌で紹介された商品をはじめ、日本でよく見かけるお菓子や即席麺などの現地表記もの、おしゃれなスーパーのエコバッグなど、難なく探し当てては家庭やご近所へのおみやげにします。誰もが有名ブランドの化粧品やバッグを求めるわけではなく、「珍しい」「センスがいい」、そして「お得感のある」商品への関心がより高くなりつつあります。
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