なぜ私のコラムは、こんなに面白いのか?

グローバルエリートが自画自賛?!

 グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日本生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを縦横無尽につづる。 
「東洋経済オンライン」のスターコラムニストとして、八面六臂の活躍を見せるグローバルエリート。今年1月には、新日本プロレス会長への直撃取材を敢行した。

ミセス・パンプキンからの厳しい批判メール

「あんたのコラム、もう全然、面白くないで。内容もそろそろマンネリで、お姉ちゃんもそう言うてたわ。そろそろ潮時違うかって。

ある有名な将棋士が週刊誌に12年間コラムを書いていて、今回辞める言葉が『本業が傾いてから(コラムを)担当すべきだったと思った。辞めてみていかにそれに時間を盗られていたかが実感できた』と言っている。あんたもそろそろ週1にするか、言っても無理だろうけど、休筆するくらい考えたら?

スマイルズという有名人がビジネスを成功させる6つの原則を説いてる。注意力、勤勉、正確さ、手際のよさ、時間厳守、迅速さ、と時間に関するものが多い。あなたも欠点克服に、コラムに費やしている時間を割きなさい(あなたは、コラムに全情熱が行きすぎている)。

あんたの読書量の少なさと知識の浅薄さが滲み出てて、私アホです、笑ってください、と全国の皆さんにお願いしているようなモンやで」

これが、「グローバルエリートは見た!」の最近のコラム「34歳を超えたら精子バンク? 東大卒・MBA女子が、結婚できない理由」を読んだわが母・ミセスパンプキンから届いた厳しい批判メールである。事実上の東洋経済オンラインコラムニストの引退勧告を突き付けられたわけだが、それに対する私の言い訳が以下のとおり。

「いや、この手の恋愛コラムは、たまに書いて、と書籍化担当の人に頼まれてるねん。別に書きたいわけではないけど、こういうトピックに人気があるから適宜増やしてほしい、と。また俺が思うに、新しい読者層を引っ張ってくるので、結婚相談所とかの大手からの広告オーダー引っ張ってくるのに一役買うんとチガウか、と思ってるねけど」

……などと一応、抵抗を試みたものの、なんか母親に言われると不安になるもので、少し最近のコラムを読み返してみた。

参院選の分析やら、麻生氏問題発言への批判といった政治関連、中国崩壊論は全部ウソ!楽天の横暴にモノ申すといった経済関連、ダウンタウンがなぜ面白くなくなったかももクロネタといったエンタメ路線、オックスフォードの教育事情マッキンゼーコンサルと語るイタリアの今後といった国際関連と、一応、幅広くカバーしてきたつもりである。また最近の“はだしのゲン”ネタなど、炎上を恐れず社会正義のためにも戦ってきた。

しかし、わが母・ミセスパンプキンが“ダウンタウンはなぜ面白くなくなったのか”の次は、“なぜ私のコラムは面白くないのか”でも書きなさい!などと手痛い一発をくらわせてきたので、本日はどうすれば面白いコラムが書けるのか、親愛なる読者の皆様と考えていきたい。

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