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心が強い人は「孤独は妄想」と知っている 簡単な練習で、「独り=至福の時間」になる

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【孤独の積極的価値を知る】

孤独だからこそ得られる“積極的な価値”も、たくさんあります。たとえば……

○ムダな反応が減る

独りになることで、ムダな反応は、確実に減ります。心をかき乱すような刺激・情報・他人の目に、いちいち反応しなくてすみます。

これは「心の平穏」という、心にとって何よりも大事な価値――“心の健康”――を、もたらしてくれます。

○大事な物事に集中できる

心が落ち着けば、大切な物事に集中できるようになります。仕事であれ、勉強であれ、趣味であれ、家事であれ、「いっときに、ひとつのことを、集中してやる」ことが、心にとっては、一番の快(すっきりした喜び)なのです。

○ムダなく考えられるようになる

さらに、当面の課題や、将来のゴールを達成するために、自分は何をすればいいか。予定、段取り、交渉、具体的な作業……それらを「正しく(ムダなく)考える」ために、独りの時間は、大切な意味を持ちます。

孤独こそは人生の基本です。そのひとときを、いかに、充実・静寂・集中・クリアな思考などの高い価値に活用するか――そこに目を向けようではないですか。

孤独を人生の味方につけよう

もともと、ブッダの合理的な考え方では、孤独を大事にします。

「犀の一本角のように、ただひとり歩め」
「自らをよりどころとし、ダンマ(真実・方法)をよりどころとして、
他の何ものをもよりどころにするな」

 

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つまりは、自分自身の中に「こういう心がけ・心の使い方が大事なんだ」という確かな土台をすえて、そこだけに立って、ひとり毅然と歩んでいけ、というのです。

ひとり歩むというのは、孤立ではありません。むしろ自分にとって本当に大切なつながり・生活・将来を見据えて、それを守ることを第一とする生き方です。

孤独とつながりは、両立できます。孤独――自分自身を軸とすること――が基本であって、その上でいい関係を“さずかって”(育てて)いくのです。

孤独は、孤独としての活かし方がある。孤独だからこその幸せもある。そういう考え方ができれば、孤独は、恐いものではなくなります。

孤独にあっても、つながりの中にいても、自分を肯定できること――それがカギになります。

そのための“心の使い方”を学んでいきましょう。楽しいですよ。

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