2016プロゴルフ、男女で明暗が分かれた理由

サラ金大会の再来があっていいのか

2016年のプロゴルフは男女で雰囲気が変わりそうだ(写真:digi009 / PIXTA)

なにかと忙しくなる師走という言葉どおり、2015年シーズンを終えたプロゴルフ界も、12月にはやれ表彰式だ、祝勝パーティーだと、イベントが目白押しだ。

確かに女子プロゴルファーが和服やドレス姿でメディアをにぎわすのもこの時期。そんな中で「明暗」がくっきりと分かれたシーンがあった。2016年度のプロゴルフツアーの日程発表を取材してみて、これまで以上に男女の雰囲気の違いを肌で感じたのだ。

止められない男子ツアーの衰退

この連載の過去記事はこちら

先に発表したのは男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)。日程発表に先立ち、小山和明競技運営部長が2015年を総括したが「入場者数は1試合当たり2000人減。視聴率も関東地区の日曜日で平均5・1%と0・3%減。厳しいと認識している。選手のアピール、スキルアップ、ファンサービスを盛り上げていくよう(海老沢勝二)会長から指示があった」と話した。男子ツアーが衰退の方向にまた進んだことに、「わかっちゃいるけど止められない」もどかしさを正直に明かし、打開策も見つけられずにいる。

その影響が来年の日程にも表れた。海老沢会長が日程発表数日前に公の場で「来年は28試合を予定している」とフライング発表したのだが、手元に配られた日程表では国内24試合、海外2試合の計26試合しかなかった。

当然「あと2試合は?」ということになるが、JGTOの説明は、現在4試合交渉中でまだ契約書にサインがされていないのだという。中身は国内、海外2試合ずつなので、全部サインしてもらえたら30試合になるものの、これには問題がある。

次ページ「今後の成り行きがはっきりしない」男子ツアー……
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
  • 財新
トレンドライブラリーAD
人気の動画
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
都心vs. 郊外 家を購入するならどっち?
都心vs. 郊外 家を購入するならどっち?
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
人材戦略から儲けのからくり<br>まで コンサル全解明

人材の争奪戦が過熱し、年収水準もうなぎ登りに。デジタル化を背景にコンサルティング業界は空前の活況を呈しています。本特集ではコンサル業界の動向やビジネスモデルを徹底解説。コンサル会社を賢く選び、上手に活用していくノウハウを紹介します。

東洋経済education×ICT