足元ではアメリカ中間選挙の動静をにらみつつ円高方向に振れてい
確かに、
こうした中、円相場の近況を捉える上では、IMM通貨先物取引に反映される投機筋の動向にやや偏りが見られ始めている。円のネットポジション(買いから売りを引いた残高)は10月27日時点で80.4億ドルのロング(買い優位)と大きく積み上がっている。
ちなみにショート(売り優位)からロングに転じたのは9月初頭であり、これはベッセント米財務長官が”胴元発言”と共に情報の非対称性(市場が持っていない情報を持っている)を強弁した時期である。現在のロングポジションには様々な背景が入り混じっているとしても、海外市場参加者にとって、米財務長官の言動がゲームチェンジャーになった疑いは相当強い。
「投機の円買い」で円高反転か、円安再開か
問題はこの状況をどう解釈するか、だ。大別すると2つの立場からの解釈があり得る。
1つが①額面通り、円の先高観に賭ける向きが増えており、それゆえに円安相場の反転を予想する立場。もう1つが、②単なる「敵失の円高」であり、ファンダメンタルズは大きく変わっていないのだから、円安相場の再開を警戒する立場である。
まず、①の円安からの反転予想についてはどうだろうか。
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