3浪を決意したVICさんは、「ここの校風も意外と合っているかもしれない」と考えた早稲田大学に志望校を切り替えます。SNSのアプリを全部消し、それまで9〜10時起きだった生活を7時起きに変え、夜11〜12時まで勉強する日々を送るようになりました。予備校の授業でも、必ず一番前の席に座り真剣に授業を受けていたそうです。
最初の模試では国語80点・社会30点でオールE判定。早大プレ、早大模試もE判定。河合塾のチューターには「日東駒専も受けてほしい」と現実的な話をされていたそうです。しかし、彼は諦めませんでした。
「僕は誰になんと言われようと早稲田に行きたいと言いました。勉強って確かに楽なものじゃない。今まで自分は効率ばかり求めていたのですが、がむしゃらにやってみようと切り替えました。参考書を読み、問題を解きまくることで、意外と政経や古文の成績が伸びてきました」
やっと手にした夢の合格
早稲田大学は人間科学部・国際教養学部・社会科学部・商学部の4学部を受験。それ以外に青山学院大学、上智大学、立教大学に出願しました。
早稲田大学国際教養学部、人間科学部は相次いで不合格。先に合格していた立教に行くことを周囲に伝え、引っ越し先を探し始めていた3月1日。ダメ元で商学部の合否を確認すると、合格していました。
「受かってうれしいという感情もありますが、びっくりしました」
こうして3浪を経て早稲田大学商学部に合格したVICさん。
浪人の経験を振り返り、「行動力には瞬発的なものと、継続的なものの2つがあると思っています。自分は瞬発的な行動力はあるけど、継続的な行動力がありませんでした。受験を通じてそれが変わったのが大きいですね。
精神面も、限界を超えて強くなった。すぐ逃げようとしていたのがなくなって、スイッチの入れ方を学べました。頑張れたのは、夢とレペゼンのおかげですね。彼らと生きてきた環境は違いますが、何事も泥くさく頑張ること、自分の好きなことをやり通すことを教えてもらいました」と語ってくれました。


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