プラス リビンでは、キッチンの位置や装備、運転席側後方(右側面)にある横向きロングシートは基本的に共通。室内レイアウトの選択肢は、それ以外のシートや後部スペースの仕様などに設定されている。
まず、助手席側後方(左側面)のシートには、「前座りシート」または「対面シート(横向きロングシート)」を用意する。今回、会場に展示されていた前座りシート仕様では、前後に各1席を配置し、展開すると対面式のダイネットになる。一方、対面シート仕様は、運転席側の横向きロングシートと向かい合わせとなる、二の字型ダイネットを構成する。
また、室内後方のスペースも、「フリールーム」か「リクライニングシート」のいずれかを選べる。フリールームは室内と仕切られた空間で、荷物の収納場所やトイレの設置などに活用できる(今回展示された仕様もこのタイプ)。一方、室内最後尾に設置するリクライニングシートは、前向き3席のタイプで、背もたれの角度を調整できる。室内を広々とくつろげる空間にしたい人に適した仕様だ。
大きな違いは2段ベッド仕様が選べるようになったこと
そして、ワイドボディ版に設定される2段ベッド仕様は、フリールームを選んだ場合に、運転席側(右側面)にある横向きロングシートへ設定できるシステムだ。大きな特徴は、背もたれを2段ベッドの上段マットとしても使える独自の展開方式(実用新案登録済み)を採用していること。この機構により、2段ベッドへの展開が容易になるという。
なお、2段ベッド仕様を選択すれば、上段と下段のベッドに各1名、計2名が就寝できる。さらにシートや床部分にマットを並べて展開するフロアベッドでも2名が就寝でき、合計4名が横になれる。従来のナローボディ版や、ワイドボディ版でも2段ベッドを選ばない仕様の就寝人数は3名だ。この仕様なら、家族での車中泊旅行にも対応しやすい。しかも、室内最後尾には中折れ扉付きのマルチルームも備えるため、着替え室として使ったり、簡易トイレなどを設置したりするスペースにも活用できる。


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