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「メディアへの圧力だ」「ネタでしょ?」の声もあるが…粗品が《スポニチの"スクープ"つぶし》に込めた、深すぎる意味

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粗品 スポニチ
「スポニチへ」と題した動画とメッセージを出した、霜降り明星の粗品さん(画像:YouTube「粗品 Official Channel」より)
  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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SNSなどでタレント個人も芸能事務所も発信する場所を持った今、エンタメ情報や結婚・妊娠・出産などのプライバシーに関わることをスクープとして稼ぐ手段にすることには無理があるのでしょう。

メディアに頼らず自ら発信できる以上、これまでメディア側が持っていたような「日ごろ宣伝しているからこれくらいのスクープは受け入れてもらおう」「タレントとメディアは持ちつ持たれつの関係性だから」という考え方は通用しづらくなり、なかには営業妨害とみなす人もいます。

これはもはや報道の自由やジャーナリズムという言葉で何でも押し切って稼げる時代ではなく、メディアには「個人の権利や意思、生活環境などの変化に合わせた報じ方が求められている」ということ。

そもそも社会的意義のあるテーマではない以上、ジャーナリズムではなくビジネスとみなすのが自然でしょう。

粗品さんの行動に多少の問題はありそうな一方で、効果のありそうな手段で交渉するのはビジネスでは当然の行為。ただ、ビジネスは「互いの尊重や配慮があって良好な関係性が成立する」というマナーの上で仕事が行われるものですが、メディアは必ずしもそうとは限りません。

筆者自身、スポーツ紙や週刊誌を含む多くのメディアと仕事上のやり取りがあり、芸能記者にも知り合いはいますが、今なお「スクープは自分たちの稼ぎどころとしてこだわっている」という印象があります。「お互い仕事なのだからこれくらいのスクープは受け入れてほしい」「情報管理が甘いのだから報じられて当然だろう」という感覚がうかがえますが、世間の理解を得られるのかと言えば難しいでしょう。

ネット民の安易な「ネタ認定」がミスリードに

実際、今回の騒動では「タレントは週刊誌ともっと戦っていい」「芸能人がこうやって動かない限り週刊誌のやりたい放題になる現状がおかしい」「やっぱ本人らの口から聞くのが一番おもろいから水は差さんといてほしい」という粗品さん側の擁護が多数を占めました。やはり時代と人々の変化に合わせたアップデートが必要なのかもしれません。

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