今回の騒動でもう1つ気になったのは、本質を読み間違えている人が多かったこと。
Xのコメント欄には「ほんとは出していいんでしょ? あえて出すなと言うことで逆に世間が注目する作戦?」「これvsじゃなくて winwinでは?」「煽りネタなのを気付きなさいよ、みなさん」「お前ら釣られてスポニチ買うなよ?どう見ても新手のプロモーションだろ(笑)」「そういうコントやろ?これによって粗品にもスポニチにも注目が集まる」などの“ネタ”とみなすものが多数見られました。
粗品さんは動画の中で「エンタメ風にしてるけどガチやから」と強調し、繰り返していましたが、それを見ずに決めつけてしまったのでしょう。さらにこれらのコメントがミスリードとなって似たような“ネタ”認定のコメントが増えていく悪循環が見られました。
これまで粗品さんが何でもネタにするようなスタンスだったことは確かでしょう。しかし今回は「時代錯誤なメディアの悪しき習慣を変えよう」という意思が感じられます。
「ネット上の立ち回り」ではタレントの中で頭1つ抜けた存在
粗品さんは本来スタッフが対応するところを自ら矢面に立ったことで、「お前何様のつもりやねん」「お前如きがメディアをコントロールできるとか勘違いしてるところが痛すぎる」などの辛辣な言葉を浴びせられました。
ところが自ら緊急対応したことで結果的に「ツッコミスター」の年またぎ特番のPRは大成功。粗品さんのファンだけでなく多くの人々に知れ渡ることになりました。やり方や言葉選びに改善の余地はありそうなものの、所属事務所から問題視されないギリギリのラインにとどめたうえで、最高レベルの結果を出したことに気づかされます。
もし粗品さんが緊急対応せずスポニチのスクープになっていたら、現在ほど多くの人々に同特番を印象付けられたでしょうか。また、スポニチは粗品さんのファンたちから「余計なことをするな」と非難されていたかもしれません。これらを踏まえると、粗品さんはネット上の立ち回りではタレントの中で頭1つ抜けた存在と言っていいのかもしれません。


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