元AKB48の板野友美が、テレビ番組で見せた何気ない食卓の風景をめぐって、思わぬ批判を浴びている。問題視されたのは、スーパーで購入した肉をパックのまま食卓に置いていたことである。家庭での食事の仕方は人それぞれであり、それ自体が大きな問題だとは思えない。しかし、SNSでは「育ちが出る」「恥ずかしくないのか」といった厳しい声が上がり、賛否を呼ぶことになった。
食卓に置かれた肉のパックが注目された
発端となったのは、10月15日にABEMAで放送されたバラエティ番組「エイジレスボーイズ」である。番組では板野の私生活に密着し、夫でプロ野球・東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手、5歳の長女とともに夕食を楽しむ姿が紹介された。
視聴者の一部が、食卓に置かれた肉のパックに注目した。肉を皿に移し替えず、そのまま出していたことに対して、行儀が悪いという趣旨の批判が寄せられたのだ。一方で、洗い物を増やさないために自分も同じことをしているという人や、他人の家庭の食事に口を出す必要はないという人もいて、批判に反発する声も少なくなかった。今回の騒動は、批判一色の大炎上というわけではなく、一部の批判的な意見をきっかけに議論が起こったと見るのが適切だろう。
そもそも家庭内での食事の作法には、それぞれの家庭の習慣や考え方がある。来客をもてなす場であればともかく、家族だけで鍋を囲むときに、肉をパックのまま出すことがそれほど重大な問題なのか。衛生面に気をつける必要はあるとしても、皿に移し替えるかどうかは個人の自由である。少なくとも、その一場面だけを見て、本人の育ちや人格を否定するのは行き過ぎである。


※ログイン後、コメント入力が可能です。