ジャガーが、「タイプ01(ゼロワン)」を2026年10月6日(イギリス時間)に公開した。
全長5メートルを超えるピュアEVで、ジャガーは今後このクルマのみを生産すると発表。自動車企業として、ずいぶん思いきった決断だと思われた。
「ここが新しいスタート。車名もそれを示唆しています」
そう語るのは、ジャガーカーズのマネージングディレクター、ロードン・グローバー氏だ。ロンドンから約140キロ離れたゲイドンの本社で、自らの手で、タイプ01のお披露目を行った。
タイプ01はバッテリー駆動EV(BEV)で、モーター3基を搭載した全輪駆動。全長5メートルを超える車体を、静止から時速100キロまでを3.2秒で加速する。要するに、速い。
ロングフードのフロントにリアはショートオーバーハングと、古典的ともいえる英国車的プロポーションを採用。
4人乗りのキャビンは、太いリアクォーターパネルをもつ4ライトで(すこしGT-Rを連想させる)、ジャガーがこのクルマを「GT」と呼ぶのがよくわかる。
あるべきものがないエクステリア
衝撃的なのは、リアとフロント。フロントにはグリルの開口部はなく、車体同色のパネルがはめこまれている。アクセントとして、水平基調のラインが連続して入っているのも特徴だ。
ジャガーのデザイナーは、このラインのことを「ストライクスルー」と呼ぶ。日本語だと二重線とか訂正線にあたる。
ま、訂正したくなるところはないだろう。「ジャガーの本質とは他のなににも似ていないところにあります」とグローバー氏は自信を持って語っているからだ。
ヘッドライトも上下幅がそのストライクスルーと合わせてあり、細くて、独特の輪郭をもつ。「遠目でもタイプ01とわかることが大事」と担当したデザイナーが説明してくれた。
リアエンドは上から下まで水平ライン。エアを抜いて空気抵抗を減らすとか機能的な意味があるのか不覚にして知らないが、強烈な視覚的印象を残すことはまちがいない。


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