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ビジネス #鉄道最前線

イノトランス2026で見た「鉄道車両の未来」の潮流 中韓メーカーが存在感、欧州勢は「中身に注目」

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Innotrans 2026 屋外展示車両俯瞰
国際鉄道見本市「イノトランス2026」の屋外展示車両(撮影:橋爪智之)
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ロンドン地下鉄2024型は、いわゆる「チューブ」と呼ばれるトンネル断面の狭い路線用の車両としては初となる冷房を搭載し、車両間の通り抜けも可能となっている。

3両1ユニットを3つ連結した9両編成だが、3両ユニットの中間車体は両側の車体に支えられており、台車がなく宙に浮いているのが特徴だ。トラムではよく見かける構造だが、地下鉄を含む一般的な鉄道車両としては非常に珍しい。

シーメンス製のロンドン地下鉄向け新型車両2024型(撮影:橋爪智之)
【写真を見る】ロンドン地下鉄向け新型車両は3両1ユニットで、中間の車体には台車がない構造だ

導入増える電気機関車「ラストマイル仕様」

■アルストム

アルストムは、トレニタリア(イタリア)向けのインターシティ(都市間特急)用電車「コラディア・ストリーム」と、汎用電気機関車「TRAXX3」を2両持ち込んだ。

コラディア・ストリームは、本来は近郊用として開発された連接式電車で、イタリアでは「POP」という愛称で、近郊用として導入されている。今回展示されたのは、インターシティ用としてまだ国内に多く残っている旧型客車を置き換える目的で、長距離用の内装を装備した車両だ。近郊用とは異なる前面デザインを採用するなどマイナーチェンジしている。

トレニタリアのインターシティ用車両、アルストム製の「コラディア・ストリーム」(撮影:橋爪智之)

TRAXX3は2両とも既存の車両だ。欧州各国の電圧に対応したマルチサービス(MS)タイプで、うち1両は構内入れ換え用に小型ディーゼルエンジンを搭載した「ラストマイル仕様」であった。架線のない工場内の支線や駅構内で入れ換え作業を行う際、入れ換え専用の機関車を用意しなくてもいい点が評価され、貨物会社を中心にラストマイル仕様を導入する会社も多い。

アルストムの汎用機機関車「TRAXX3」。リース会社RAILPOOL向けの仕様だ(撮影:橋爪智之)
【写真を見る】イノトランス2026で見た「鉄道車両の未来」の潮流 中韓メーカーが存在感、欧州勢は「中身に注目」(36枚)
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