日本の自動車市場における主戦場がどこかと問われれば、「コンパクトSUV」と答える人も多いだろう。各メーカーがしのぎを削り、「ヤリス クロス」「クロスビー」「ヴェゼル」など多くの車種が発売され、どれも人気を博している。
そんな中で今回、フォーカスするのは2026年6月にフルモデルチェンジを果たした日産「キックス」の先代(P15型)だ。
2020年6月から6年にわたり販売された先代キックスは、どんな人に選ばれていたのか。ライバル車であるヤリス クロスとヴェゼル、そして同じ日産でひとつ上のクラスを受け持つ「エクストレイル」と比較して見ていきたい。
日産 キックス(e-POWER)購入者:914名
トヨタ ヤリス クロス(ハイブリッド)購入者:2534名
ホンダ ヴェゼル(ハイブリッド)購入者:2102名
日産 エクストレイル(e-POWER)購入者:551名
※分析対象は2020年~2025年の新車購入者のみとする
※分析対象はすべてハイブリッド車とする
※使用データはインテージの自動車に関する調査「Car-kit®」
販売に苦戦したP15型 初代キックス
販売面から振り返ると、初代キックスは日本国内のコンパクトSUV市場において、日産が期待したほどのヒットにはならず、苦戦したモデルと見るのが妥当であろう。
自販連(日本自動車販売協会連合会)によれば、販売台数は2020年が約1.8万台(6月末発売のため実質半年間の実績)、2021年は約3.5万台を記録。結果としてここがピークであった。


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