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「眼、耳、脳、腰、膝などの衰え」90歳で引退を決意した伊東四朗…"上岡龍太郎や明石家さんま"レジェンドの辞めどきはいつ?

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2027年6月15日をもって芸能界を引退すると発表した伊東四朗さん
2027年6月15日をもって芸能界を引退すると発表した伊東四朗さん(写真:親交の深い東貴博さんオフィシャルブログ)
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そう考えると、異例だったのは2000年に58歳で芸能界を去った上岡龍太郎のケースである。上岡はまだ人気もあり、司会者として十分に仕事ができる時期に、芸歴40年の節目で完全に引退した。その後も表舞台には一切姿を見せず、2023年に亡くなるまで20年以上にわたって隠居生活を貫いた。

上岡は以前から60歳前後で辞めることを周囲に語っていたという。引退会見では、趣味のゴルフとマラソンに打ち込みたいという人生設計を語っていた。芸人という職業を生涯続けるのではなく、人生の前半に芸能活動があり、その後には別の人生があると考えていた点で、上岡は珍しい存在だった。

上岡龍太郎と逆の道を進む明石家さんま

一方、明石家さんまは上岡とは逆の道を選んだ。さんまもかつては60歳で芸能界を辞めることを真剣に考えていたという。長くトップにいる芸人は自ら退いて、若手に場所を譲るべきだという意識もあった。ところが爆笑問題の太田光から「格好いいままで辞めるのではなく、落ちていくところも見せてほしい」という趣旨の言葉をかけられて、考えを改めた。70歳になった2026年にも、出演する以上は力を尽くすという姿勢を示している。

さんま、ビートたけし、タモリといった70代以上の芸人の活躍を後押ししているのが、日本人全体の高齢化である。日本は「超高齢社会」に突入しており、65歳以上の高齢者の割合は29.3%に達している(総務省「人口推計」令和6年10月1日)。さんま、たけし、タモリといったレジェンド芸人は、単に面白いと評価されてきただけではなく、何十年にもわたってテレビを通じて視聴者と時間を共有してきた存在である。同世代の視聴者は彼らに親しみを抱き、格別の信頼を置いている。高齢の視聴者が多いテレビというメディアでは、芸人が年を取ることは必ずしも商品価値の低下を意味しない。

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