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ライフ #自動車最前線

リバティ・メディアによる買収でF1のようなムーブメントを作れるか…2輪レース最高峰「MotoGP」副CEOが語る成長戦略

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モトGP副最高責任者カルロス・エスペレータ氏(左)と小椋藍選手(右)(写真:三木 宏章)
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チーフスポーティングオフィサーとして手腕を発揮し、2026年8月25日にMotoGP・スポーツ・エンターテイメント・グループの副最高経営責任者に任命されたカルロス・エスペレータ氏(写真:三木 宏章)

ビジネス面で注目すべきは、F1のオーナー企業でもあり、モトGPも傘下に収めたアメリカのリバティ・メディアによる戦略だ。

「多くの国で観客動員数の多いモトGPですが、私たちがやるべきことはまだまだあります。日本のマーケットも変えていけたらと考えています」

そう語るのは、モトGPのカルロス・エスペレータ副CEO(35歳)。エスペレータ副CEOが勤務するMotoGP・スポーツ・エンターテイメント・グループは、2024年にリバティ・メディアが31億ユーロで株式の84パーセントを取得している。

経営の勉強をしてきたエスペレータ副CEOは、07年にインターンをはじめ、13年からMotoGP・スポーツ・エンターテイメント・グループに勤務。近い将来、CEOへの昇格が噂されている人でもある。

アメリカでの興行的な成功が鍵を握る

25年に最高峰MotoGPクラスに昇格し、26年の第5戦フランスGPでは3位表彰台を獲得し、6月の第10戦オランダGPでは初優勝を果たす。日本人ライダーとしては、プラマック・レーシング玉田誠選手以来、22年ぶりの快挙。第16戦の日本GP決勝では6位入賞を果たし、シリーズランキングでは5位に食い込んでいる(写真:MOTOGP SPORTS ENTERTAINMENT GROUP S.L.)

「リバティ・メディアとの関係はうまくいっています。彼らはF1ビジネスをアメリカでうまく軌道にのせたように、モトGPにも大いなる期待を寄せています。彼らはビジネスを中長期でみるので、やりやすいです。そして彼らほどスポーツエンターテインメントを理解している人たちはいないので、私たちにとって心強いパートナーです」

日本は、現在の小椋藍選手の大活躍もあり、メーカーやチームだけでなくライダー自身への理解も深く、いいマーケット。そう、エスペレータ副CEOは前置きし、今のターゲットはアメリカ、と言う。

もちろん、アメリカでのレースはモトGPのカレンダーに組み込まれている。26年シーズンは3月にテキサス州オースチンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催された。ただし、アメリカ人ライダーはいない。

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