しかし、個人の批判が組織に飛び火するリスクは高く、既存ファンやスポンサーなどの反発もあって現実的には厳しいでしょう。すでに令和は「捨てる神あれば拾う神あり」の時代でないのです。
まず彼らに求められるのは「アイドルと野球選手という職業を続けていくのか」という選択。そこで「続けていく」という決断をした場合、「ファン向けに個人活動するか」「活動の場を海外などに移すか」の2択になる可能性が高いのではと見られています。
たとえば、猪俣さんはソロアイドルとしてネット上で発信し、ファン向けのイベントを開催していく。カープの4選手はアメリカ・中米・アジアなどのチームでプレーする。メディア報道や世間の目から完全に離れられるわけではないものの活動は可能なだけに、今後も身の振り方が報じられていくでしょう。
「見られる職業」の範囲が拡大か
最後にあらためてここまでの騒動を振り返ると、令和の世における組織の対応としては納得感のあるものでした。STARTOもカープもそつのない対応でダメージを最小限に食い止め、クライシスコミュニケーション(危機管理広報)の観点からも問題はないように見えます。
また、しっかり対応したうえで、「契約するかどうかは組織側の権利でもある」ことを世間に知らしめたことも、今後のエンタメシーンの基準になりそうなものと言っていいかもしれません。


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