特に地上波のゴールデンタイムで冠番組を持ち、国民的アイドルをめざすグループであれば、ファンでも関係者やスポンサーでもない世間の人々を無視できません。今回の騒動ではtimeleszファンの間でも復帰希望派と契約解除派に分かれていましたが、世間の人々は「契約解除しなければグループとしてやっていけないだろう」と見ていました。
菊池風磨さんが「私たちは多くの女性のファンの方々に支えていただいているグループです」と真っ先にファンの大切さを語っていましたが、組織としては「ファンの予備軍かすらわからない世間の人々の意向も重視しなければいけない」という時代になったのでしょう。
「疑わしきは罰せず」は通用しない
一方、カープでクローズアップされるのは、書類送検された2選手だけでなく、週刊誌報道のみの2選手に対しても厳しい対応をしたこと。
鈴木清明球団本部長は書類送検、週刊誌報道、自らのヒアリング調査を踏まえたうえで、「この選手は大丈夫だともまだ言えないし、嘘かどうかもわからない」「こういうことが来年以降も続く可能性もあるなら『どこかできちっとしたほうがいいかな』という考え」などと語っています。
世間の目にふれるエンターテインメントの組織としては「疑わしきは罰せず」というわけにはいかなくなった現実がうかがえます。
さらに鈴木球団本部長は「統一契約書にもありますが、スポーツマンシップやフェアプレーだけでなく、個人の活動においても『国民の信頼を勝ち取る』というか、『模範たるべき』という文言もあるように、その行動もきちっと正していかなきゃいけないので、そういう判断に至りました」とコメント。
まるで「野球に限らず現在の“見られる職業”はこのレベルの行動が求められている」と言っているような説得力を感じさせられました。


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