有料会員登録
ライフ #自動車最前線

ハイエース供給不足の救世主になるか…キアEVミニバン「PVパッセンジャー」にキャンピングカーメーカーが注目する訳

14分で読める
キアの次世代EVミニバン「PV5パッセンジャー」(写真:筆者撮影)
2/9 PAGES
3/9 PAGES
4/9 PAGES
5/9 PAGES

一方、減速度が最大となるLV3は、市街地の渋滞路などノロノロ運転で速度調整する際に便利だ。ブレーキペダルを踏み直す回数が減り、運転の負担を軽減する。ただし、かなり減速度が高いため、アクセルペダルをラフにオン・オフすると車体がギクシャクしてしまう。とくに2列目シートの乗客が不快になりやすく、人によっては車酔いするケースもあるだろう。使う場合は、できるだけソフトな操作を心がけることをおすすめする。

曲がりくねったワインディングでの走り

PV5パッセンジャーの走行シーン(写真:筆者撮影)

峠のワインディングでは、左右に連続するタイトコーナーを曲がる際、異形タイプのステアリングが意外に握りやすく、軽いフィーリングで扱えることで、細かい操作もしやすい。また、車体がコーナー外側に傾くロールも少なく、安心感も高い。サスペンションがコーナーでしっかり踏ん張る印象だ。

ただし、サスペンションに関しては、ミニバンとしてはやや硬めな感じもある。とくに2列目シートに座っていると、路面のギャップなどの振動が座面を通して感じられる。体調などによっては、長時間ドライブで疲れや酔いを感じる人もいるかもしれない。

なお、このモデルでは、ステアリング下にあるスイッチを押すと、ドライブモードの切り替えが可能だ。通常走行用の「ノーマル(NORMAL)」、電費を優先する「エコ(ECO)」、雪道など滑りやすい路面向きの「スノー(SNOW)」を用意し、路面や天候の状況に応じた選択を可能とする。

電動車らしいフィーリングが際立つ高速道路

アップルカープレイやアンドロイドオートを搭載したセンターモニター(写真:筆者撮影)

高速道路では、直進安定性がよく、安心してドライブを楽しめる。また、合流車線や追い越しなどで速度を上げる際に、非常にスムーズな加速を体感できる。ガソリン車やハイブリッド車とは異なる、100%電動車らしいパワフルで爽快な走行フィーリングだ。

さらに、車内での高い静粛性もEVならではの特徴だ。通常のガソリン車やハイブリッド車で高速道路を走る際、エンジン音やタイヤのロードノイズ、風切り音などで、声を大きくしないと同乗者と会話できないケースもある。

6/9 PAGES
7/9 PAGES
8/9 PAGES
9/9 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数