なお、PV5パッセンジャーの走行用モーターは、最高出力120kW、最大トルク250N・mを発揮し、余裕ある走りに貢献するという。また、走行用リチウムイオンバッテリーは、スタンダード・タイプが51.5kWh、ロングレンジ・タイプが71.2kWh。とくに今回試乗したロングレンジ・タイプでは、一充電走行距離(1回の満充電で走行できる距離)は、カタログ上のWLTCモード値で521kmを実現している。
ちなみに、今回の試乗に協力いただいたトイファクトリーの実走テストでは、一充電走行距離で約360kmを記録したとのこと。片道なら東京~名古屋間を充電なしで走行できる電費を持つということだ。なお、バッテリーへの充電は、家庭などに設置した普通充電器に加え、チャデモ(CHAdeMO)規格の急速充電にも対応する。
ブレーキ操作の手間を省く、ワンペダル操作
PV5パッセンジャーの走行機能では、ほかにも「i-ペダル・ストップ(i-PEDAL STOP)」が特徴のひとつ。これは、アクセルペダルだけで加減速を行う、いわゆるワンペダル操作機能だ。
システムは、ステアリングの左側にあるパドルシフターを引くことで有効化。アクセルペダルを踏むと加速し、ペダルを戻すと回生ブレーキ(モーターによる発電ブレーキ)が強く働く。足を離すと車両が完全に停止する仕組みだ。
回生ブレーキの強さは、減速度の強さで調整可能。LV(レベル)0、1、2、3の4段階を選択できる。ステアリング右のパドルシフターを引くと減速度が小さくなり、LV0で最弱となる。一方、左のパドルシフターを操作すると減速度が増し、LV3で最大となる。
回生ブレーキの減速度が最も小さいLV0では、アクセルペダルを離してパワーオフにすると、スムーズに速度が落ちる設定となる。ただし、完全停止するにはある程度の走行距離を要するため、信号待ちなどではブレーキペダルを踏むことが多くなる。


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