なお、PV5シリーズは、最近、キャンピングカーの有名メーカーが国内正規ディーラーになる例が増えており、新車販売を行う一方、オリジナルのキャンピングカーや関連商品などを開発している。
なかでも今回は、トイファクトリーが手がける正規ディーラー「Kia PBV東名横浜」(東京都町田市)の協力を受けて、試乗を実施。市街地や峠のワインディング、高速道路など、約100kmにわたるコースで最新EVミニバンの実力を探ってみた。
EVらしい近未来的な外観
PV5パッセンジャーの外観は、個性的なフェイスデザインが特徴的だ。とくに左右のAピラー下から縦に伸びるLEDデイタイムランニングライトは、近未来のモビリティをイメージさせる顔付きを演出する(LED製のヘッドライトは、フロントバンパー内に配置)。
また、オプションで電動式も選べる左右のスライドドアには、洗練された滑らかなデザインのスラッシュガラス・ウインドウを採用。ボディサイドの個性的フォルムにアクセントを付けている。
なお、スライドドア下のサイドステップは、地上高399mmの低床設計。小さな子供や高齢者などでも乗り降りしやすい設定を実現している。
着座位置が高く、視界良好な運転席
運転席に座ってみる。アイポイントが高く、前方を見下ろす感じになるため、前方視界は良好で開放感も満点だ。左右のAピラー付近にある三角窓により、交差点を左折する際などに死角が少ないのも好印象だ。
試乗車の内装色はディープネイビー×テラコッタブラウン。茶系のシートは合成皮革ながら高級感が高い。ただし、ダッシュボードやドア内張などは樹脂製なので、全体的にはシックというよりポップさのほうが際立つ印象だ。
フロントシートの背もたれは、左右エッジ部が上半身を包むようなバケットタイプで、フィット感も良好だ。座面も含め、硬すぎず柔らかすぎない仕様のため、長時間でも腰痛になりにくいことが予想される。


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