――17年に一度社長を退き、デジタル領域を管掌する取締役となりました(22年に復帰)。当時と今回の退任とでは、意味合いが違いますか?
まったく違う。今回は明確な世代交代だ。コロナ禍でライブエンタメ事業が大きな打撃を受け、本当に必死な時期が続いたが、23年辺りからようやく次の方向性が見え、準備が整ってきた。
――後継者に抜擢された根本氏は20代から役員を担い、かねて木谷さんが期待を寄せてきた印象です。
根本は(ライブエンタメの事業会社である)ブシロードミュージックの社長として、利益が出にくかったライブ事業の構造を分解し、原価を削減してしっかりと利益が出る体制を作り上げた。また、「バンドリ!」を育成した手腕もある。
こういった効率化のセンスに加え、根本は「経営企画を担当したい」とも言っていた。つまり、「俯瞰できるようになりたい」ということで、あまり心配していない。
トレカにもっと注力すべきだった
――経営を振り返って、反省点はありますか。
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