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【東大入試で"動画提出"必須?】話題の新設学部の入試から見えてきたこれからの時代に求められる本物の「優秀さ」

12分で読める
東大 地頭力の正体
2027年9月、東大に新設される学部の入試が話題になっています(写真:yu_photo/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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そして、やはり驚くのがビデオ課題です。

録画と提出は出願システム上で行われ、提出期間は2026年11月13日正午から16日午後11時59分まで。わずか4日間です。公式の2027年度入学者選抜の概要には、英語で提出することが明記されています。

そして2026年9月14日に公開された募集要項によって、この課題の輪郭がさらにはっきりしました。

ビデオは2部構成で、課題の詳細が受験生に通知されるのは11月6日。出願を終えた受験生に案内されるリンクから、オンラインシステム上で「その場で録画・提出」する形式で、事前に自宅で撮り直しを重ねた動画をアップロードすることは認められません。ルートBの受験生は録画用にウェブカメラを2台用意する必要があるとも明記されました。

つまり、課題の中身を知らされてから提出までは約1週間、実際に録画できる時間は3日半ほど。

事前に完成した原稿を何度も暗記するというより、その場で考え、その場で話す力を見る設計に近いことがわかります。

東大がわざわざエッセイとは別にビデオを要求した意味は、この形式まで含めて考えるとより鮮明になります。

文字ではなく「自分の声」で話す力も重視

文章なら、時間をかけて推敲したり、周囲から助言をもらったりできます。しかしビデオ、それも「その場で録画する」ビデオでは、その人の声、言葉の選び方、話の組み立て方、相手に伝えようとする姿勢が、文章とは違う形で表れます。

きれいな動画を作れるかではなく、画面の向こうにいる人へ、自分の考えを自分の言葉で届けられるか。

東大が、ペーパーテストとも「作り込まれた志望理由」とも異なる「生身のコミュニケーション」を見ようとしていることは、募集要項の公開でいっそう確かになってきました。

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