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【東大入試で"動画提出"必須?】話題の新設学部の入試から見えてきたこれからの時代に求められる本物の「優秀さ」

12分で読める
東大 地頭力の正体
2027年9月、東大に新設される学部の入試が話題になっています(写真:yu_photo/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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Route Aの共通テストは6教科8科目で、どちらの科目選択パターンでも数学Ⅰ・Aと数学Ⅱ・B・Cが必須です。理系型の選択では理科2科目、文系型に近い選択でも理科が必要になります。

「文系だから数学は不要」「理系だから社会は最低限でよい」という発想ではなく、文理を越えて幅広い基礎学力を持っていてほしい。ここには東大らしい要求が残っています。

変わったのは、学力を軽視したことではありません。学力だけで合否を決めるのをやめたことなのです。

自分の経験を「編集」して「伝える」力

では、何を使って差をつけるのか。第1段階選抜では、英語のエッセイ、英語のビデオ課題、教員などによる評価書、成績証明書、英語能力検定試験の結果などが審査されます。

特徴的なのが、課外活動や学習成果に関する3件の説明文です。それぞれ英語で100語以内にまとめ、内容を証明する資料を1点ずつ添付しなければなりません。

この提出物の組み合わせから、東大が見ようとしている能力を考えてみましょう。

エッセイだけでなく、ビデオ課題や課外活動の説明文も英語です。

ここで必要なのは、難しい英文を読んだり、文法問題の正解を選んだりするだけの英語力ではありません。自分が何を考え、何を経験し、そこから何を学んだのかを整理し、相手に伝わる形にする力です。

特に課外活動の説明文は、1件100語以内です。たくさん書けばいいわけではありません。限られた語数の中で、「何をしたのか」「なぜしたのか」「自分にとってどんな意味があったのか」を選び取る必要があります。

つまり試されるのは、英作文のうまさだけではなく、自分の経験を編集する力なのです。

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