ただし、一つ引っかかることもある。パートナーが遅くまで働く理由を知っていて、尊敬もしているから、忙しい働き方を受け入れられる。一方で、憲吾さんが仕事をしている時間、平日の家事育児の多くを担っているのは理恵さんだ。
「相手の仕事を理解できる」という社内婚のメリットは、ときに「相手の長時間労働を理解できるからこそ、自分を犠牲にしてしまう」ことと表裏一体なのではないか。
しかし、2人はそれを問題だとは話していない。
憲吾さんは毎朝娘を保育園へ送り、休日には1人で娘を見ることもある。理恵さんもしんどいときには「帰ってきて」と伝えている。何より、理恵さん自身が今の生活を「楽しい」と答え、憲吾さんの子煩悩ぶりについてもうれしそうに話していた。
この会社だから、今のキャリアがある
2人とも、現在のところ転職は考えていないという。
「僕はあまり転職は考えてないですね。今は仕事が楽しいです」(憲吾さん)
新卒からフロンティアで働く理恵さんも、今のキャリアはこの会社に入ったからこそ築けたものだと話す。


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