憲吾さんは、小学3年生から中学3年生までは土日を含めほとんどサッカーの日々。高校に入ると、勉強とアルバイトに時間を使った。
本人は「面白くない人生でしたね」と笑うが、少なくとも「休日は何もしないでのんびり」という少年時代ではなかった。今も、有休を使って長く休みたいといった気持ちはそれほど強くないという。
一方の理恵さんにも、よく似たところがある。年子の姉がいて、子どもの頃から習い事も部活もほとんど一緒だった。年齢が近いぶん競い合うことも多く、「それで負けず嫌いになった」と振り返る。
学生時代はバドミントン部。朝から走り込みをするような部活生活を送り、学校の外でも、予定のない日があまり好きではなかった。時間が空けばアルバイトをするか、友人と遊んだ。
「ゆっくりするのがもったいないと思っちゃうタイプなんですよね」と笑う。
「予定が入っていて、動いている」状態が自然
筆者は時短勤務で16時に退勤していた頃、帰宅するとまず一息つきたくなり、夕食が遅れ、結果的に子どもの寝る時間も遅くなりがちだった。
17時に退勤し、保育園、公園、スーパー、夕食と動き続ける理恵さんの話を聞きながら、「そもそも体力が違うのだろうか」と思っていた。
けれど2人の子ども時代を聞いていると、どうやら「予定が入っていて、動いている」状態そのものが昔から自然なのかもしれない。


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