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キャリア・教育

朝ドラ《風、薫る》あんなに仕事熱心だった大関和が、43歳で「看護の仕事を辞める決心」までした"悲しい別れ"

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写真はイメージ(写真: omakase / PIXTA)
  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)

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朝ドラ「風、薫る」では、ヒロインの一ノ瀬りん(演:見上愛)が新潟に女学校の教師として赴任中に、赤痢患者が出た村へと看護に出向くことになる。

換気、消毒、掃除……と劣悪な避病院の環境を一から整えようとしていたとき、りんの前に現れたのが、東京からやってきた直美だった。直美は近くで赤痢が発生したと聞いて「りんがいるはずだ」と直感して、やってきたのだという(第19週「黎明(れいめい)の翼」第93回放送)。

りん「よかった。これで交代制にできる」
直美「引き継ぎ終わったら、少し寝な」
りん「私がいなかったら、どうしてたの?」
直美「でも……いた」

べたべたした関係ではないが、相手が大変なときにはそれを察して、駆けつける。そんな静かな友情が心に残った。

ドラマチックな再会を果たした和と雅

りんのモチーフである大関和(おおぜき ちか)と、直美のモチーフである鈴木雅(すずき まさ)も、ともに病院を退職したのちに、思わぬ再会を果たす。

桜井女学校の設立に関わった宣教師マリア・ツルーが体調を崩して、淀橋町角筈(現在の西新宿)の療養病院「衛生園」に入院。和が赴任先の新潟からお見舞いに来たところ、雅がそこにいたという。

このとき、和は新潟県で高田女学校の生徒取締として勤務したのち、知命堂病院の看護婦として働いていた。

一方の雅は、アメリカ留学を果たすべく帝大附属病院を退職するも、事故によって断念。回復後は東京で「慈善看護婦会」を立ち上げて、派出看護事業をスタートさせる。その名を「東京看護婦会」に改めていた。

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