ドローン活用のニュースが発表された直後には、ドローンの開発責任者がその意図を解説してくれたこともありました。また、私たちとは事業の異なる「AWS」の責任者が登場し、テクノロジーについていろいろ説明してくれた回もありました。
メンバーのベクトルを揃えるための「情報共有」
もう1つは、「ネットワーク作り」という点。
同じ業務に携わり、共通の課題を抱えた人間が顔を合わせて話をすれば、「そうか、君たちのところはそんな方法でやっているのか! ウチはこんなやり方でやっているんだよ」といった話題で非常に盛り上がります。刺激を受けますし、アイデアの交換もスムーズに行われます。
ジェフ・ベゾスがトヨタの「カイゼン活動」に関心を持ち、アマゾンにも導入しようと言い始めた頃には、オフサイトミーティングの一環として、シアトルにあるボーイング社の工場を視察したことがあります。
当時、ボーイングの工場は、トヨタの「カイゼンチーム」の指導を受け、工場内のオペレーションを一変させた後でした。
ミーティングで聞いたこと、他国の責任者から聞いたこと、また視察などで見たことを私は日本に持ち帰り、ミーティングで話をしました。そして、会社のビジョンを隅々まで浸透させつつ、「自分たちは何を目指して仕事をすると良いのだろうか?」といった議論を交わしながらメンバーのベクトルを揃えていきました。
各国の責任者たちも、同様の動きをしていたはずです。そう考えるとオフサイトミーティングは「費用対効果の高い」イベントであったと言えるでしょう。



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