独特なのは、乗り替え需要を第一に考えたコンセプト。「ガソリン車から乗り換えた際に、あまりに加速が強すぎたり、室内が静かすぎたりすると、逆に違和感につながります」と開発者は強調する。
シフト操作を音声で案内することで前進後退などの状態を確認できる運転サポート音声機能、電池残量も考慮しながらルートを提案する「つながるナビ」、暖房による航続距離への影響を抑えるためのダイレクトヒートポンプ機能など細やかだ。
親しみやすさを追求したデザイン
デザインはシンプルさを旨としているようだが、スズキのプロダクトであることは、フロントマスクやリアクォーターピラーのデザイン処理などから伝わってくる。
いたるところに、少しR(丸み)を持たせて、親しみやすさを演出。ホームページを見ると、クルマの世界ではわりと珍しく、フロントマスクが擬人化されたアイコンが置かれている。
もう少し尖った、シャープなフロントマスクでも悪くなさそうと思わないでもないが、きっとターゲット層にはこういう親しみやすさがドンピシャで届くと踏んでの選択だろう。
「ショルダーラインの高さでボディの分厚さを表現し、乗員に安心感を与えるようなデザインを目指しました」とは前出の開発者の言。
側面のショルダーラインはよく見るとゆるやかな弧を描いている。「コンパクトな中でも立体感のある造形とすることで、より一層の親しみやすさをもたせたもの」だそう。


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