後席シートは実務的なベンチタイプだが、それに対して、前席は色づかいも豊かで、居心地の良さを感じさせる。造形も、物入れなどの機能性も高そうだ。
「安心感を与える居心地の良い空間を目指しました。とくにインパネ(インストゥルメントパネル)からドアへとつながる部分は、限られた軽自動車規格の中で表現するため、クレイモデルで何度もレビューを行いました」(開発者)
確かにそのとおり、操作類は扱いやすく、視界にも優れ、グレー系とベージュ系を組み合わせたカラーリングも、外観のイメージと相性よく感じられる。
今秋発売予定、価格などの詳細は未定
現時点での価格は未定。スズキではきっと今頃、秋の発表を目指して、そろばんをはじいていることだろう。
軽自動車規格のEVを見ると、日産「サクラ」(244万8600円〜)は価格が低めだが、一充電走行距離が180kmと控えめ。一方でBYD「RACCO 300Plus」(239万8000円〜)は320kmと手ごわいライバルだ。
「私たちはEVだから特別な使い方を求めるのではなく、今までの軽自動車と同じように気軽に安心して使っていただけることを大切にしました」。スズキの開発者の言葉を再確認。
e SKYがスズキのすべてではないのも事実だろう。トールボーイなら全高1800mmの「スペーシアギア」もあり、市場規模やユーザーのニーズなどの調査は済んでいるはず。e SKYの次はどんなクルマが出てくるか。今から期待したくなる。
Suzuki e SKY(プロトタイプ参考値)
全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1625mm
ホイールベース:2460mm
車重:1030kg
パワートレイン:バッテリー駆動 前輪駆動
バッテリー容量:26kWh
最高出力:47kW
一充電走行距離:310km(WLTCモード値)
価格:未定


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