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ライフ #自動車最前線

BYD「ラッコ」好調の今、存在感を示せるのか…今秋発売予定、スズキ「e SKYプロトタイプ」軽BEV新時代の超正統派

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スズキから今秋発売予定の軽新型BEV「e SKY」(写真:三木 宏章)
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前後の新型シグネチャーランプは6個で、先進性、個性を表現したそう(写真:三木 宏章)

「いつもの軽から便利なEVへ、毎日を変えずに走りを変える。e SKYは、今、軽自動車をお使いの方々が、生活スタイルを変えることなく乗り換えられる、そんなクルマを目指しました」

中心となるターゲット層は、地方在住の軽ユーザー。基本的には日常使いの人たちのため、機能を多くすることによる価格上昇を避けたい、とスズキの開発者は考えたようだ。

「特徴は大きく分けて3つです。1つ目は少ない電気でたくさん走ること。2つ目は走りが快適であること。3つ目はちゃんと使えること」と非常にシンプル。

充電時間は3kWの普通充電で約8時間、50kWの急速充電では充電警告灯点灯から80パーセントまで約25分(写真:三木 宏章)

一充電走行距離は、プロトタイプの参考値になるが、現時点で310kmとされている。交流電力消費率は97wh/kmで、現在販売されているEV中で最も電力消費が少ないそうだ。インバーター、モーター、ギアを一体化したスリーイントゥワン構造による小型軽量化や、アンダーフロアの構造まで含めた車体の空力低減設計などが貢献していると、スズキはe SKYの特徴を説明する。

「充電性能につきましても、夜間の普通充電でしっかり回復できるため、充電のために生活リズムを変えることなくお使いいただけます」。開発者はそう付け加えた。

新開発プラットフォームが生み出す快適な走り

バッテリーは薄型化して床下に配置し、車体の一部として空力性能の向上も図っている(写真:三木 宏章)

上記2つ目の特徴として挙げられた快適な走りについては、プラットフォームを新開発したことを開発者は強調。

「駆動用バッテリーを低重心化に生かしたことで、走行安定性を向上させ、加えてボディの剛性アップ、さらに車重に対して余裕のあるタイヤを装着したことで乗り心地や操縦安定性もしっかりと確保しています」

確かに、プロトタイプを操縦すると、快適性が真っ先に感じられた。乗ったのがサーキットだったので、荒れた路面での乗り心地は未知数だけれど、スズキの開発者は「そこも自信あります」と言う。

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