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キャリア・教育

「週3日勤務、複数担任、定例会議ほぼナシ」でなぜ回る?小学校教員が衝撃を受けた"オランダの超合理的な仕組み"

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オランダの小学校
今夏に訪れたオランダの小学校(写真:筆者提供)
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では、話し合わないのか? そうではなく必要なことがあれば、その時に関係する人同士で短く話す。個別の打ち合わせや確認は非常に頻繁に行うという。日常的な情報共有にはWhatsApp(対話型アプリ)なども使うと聞いた。

つまり、「会議を減らす=話し合いを減らす」ではない。全員を決まった時間に集めることは減らす一方で、必要な人同士の対話は細かく頻繁に行う。会議を減らしているというより、「話し合いの形を変えている」と言ったほうが近い。

廊下がやたら広いのと、廊下の途中に防音用の扉がある。区切るためというより音を出しても気にならないように配慮されている(写真:筆者提供)

さらに、教師が休憩を取る際には、別のスタッフが子どもを見ることもあると聞いた。通常授業日に私自身が目撃したわけではないが、話を聞きながら「担任だから全部やる」のではなく、学校として必要な仕事を、その時に誰が担うのかを考えているように感じた。

しかし、聞けば聞くほどわからなくなる。複数の教師で担当するなら情報共有は増える。週3日しか働かない教師がいるなら、残りの仕事は誰かがやるはずだ。それなのに定例会議まで少ない。

いったい、どこで帳尻を合わせているのだろう。この疑問が帰国後も残り、政府統計や労働制度、さらには初等教育の全国労働協約まで調べることになった。

「週5日未満」は特殊な働き方ではなかった

オランダ教育・文化・科学省が2026年4月に公表した25年のデータでは、初等教育教師の勤務量は、フルタイムを100%として、45%未満(週2日未満)11.5%、45〜65%(週2〜3日)33.7%、65〜85%(週3〜4日)26.7%、85%以上(週4日超)28.1%だった。85%未満を合計すると71.9%になる。

ただし、これは実際の出勤日数ではなく、契約上の勤務量を日数換算した目安である。それでも、現地で聞いた「週3〜4日程度働く教師も珍しくない」という話は、全国データとも整合していた。

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