エヌビディアは3日、AIスタートアップの米ハギングフェイスを約130億ドル(約2兆円)で買収することで合意したと発表した。
エヌビディアは、ハギングフェイスのプラットフォームの開放性を保ち、従来の運営方針を維持するとしている。エヌビディアは「ハギングフェイスは引き続き、モデル開発者やデベロッパー、ユーザーが自ら選んだモデルやデータセットをアップロード、ダウンロードできるようにし、他社の半導体もサポートする」と説明した。
AIを普及させ、顧客層を拡大しようとするエヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)にとって、ハギングフェイスの買収は、これまでで最大の一手となる。買収によりエヌビディアは、開発者がAIモデルを公開・共有する主要プラットフォームの一つを傘下に収める。
フアン氏は、AIが少数の大企業の技術に寡占されないよう、オープンソースモデルの普及を後押しする方針を掲げている。AI大手の一部はエヌビディアの最大顧客だが、独自半導体の開発も積極的に進めている。
ハギングフェイスは2016年創業で、利用者が自由に利用できるAIモデルを共有するプラットフォームを運営している。同社の企業価値は3年前の資金調達ラウンドで、45億ドルと評価された。
エヌビディアはもともと、アルファベット傘下のグーグル、アマゾン・ドット・コム、インテル、セールスフォースなどとともに、ハギングフェイスに出資していた。
原題:Nvidia Agrees to $13 Billion Deal for AI Platform Hugging Face(抜粋)
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著者:Ryan Gould、Ian King、Rachel Metz

