その後、ジャニーズWEST4の4人も「7人で」と全力で推し、最後はジャニーも「責任は自分たちで取りなさい」と告げて、7人でのデビューが決まったという経緯がある。
つまり、WEST.は“7人の意志”で7人でのデビューを勝ち取った珍しいグループなのである。そして、本人たちの意志によって、一度は発表されたメンバー構成まで変更されるという、この事務所が自主性を重んじることの象徴のような例でもある。
とはいえ、直談判をし、ある意味ではもともとの社長の意に反する形で、自分たちでメンバーを決めたとも言える2組が、その後、複数の同時脱退者を生んだ稀有な例となってしまったのは皮肉な話でもある。
「“組まされた”グループ」のV6や嵐は、誰ひとり欠けなかった
時代も違うので単純な比較はできないが、1990年代に生まれたV6や嵐は“組まされた”グループで、結成時点ではあまり交流のないメンバー同士もいるという関係性だった。それでも誰ひとり欠けることなく、約四半世紀にわたるグループ活動を完了させた。
もちろん、自主性は大事だし、最初からメンバー同士の仲がよいことも魅力のひとつではある。とはいえ、本人たちの意志を尊重したからといって、そして最初にメンバー同士の絆がどれだけ強かったからといって、元のメンバーのまま長く続くわけでもなさそうなのが難しいところである。
WEST.の誕生時に、ジャニーが「責任は自分たちで取りなさい」と言ってから12年。それぞれの“責任の取り方”に注目が集まっている。
【参考・引用文献】
『MYOJO』2014年12月号、2015年1月号、同年3月号、2022年7月号


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