キャットウォークは多頭飼いを意識して猫同士がすれ違えるゆとりがある幅を確保したため、鉢合わせになって喧嘩したり、渋滞が起きることはありません。また猫穴は4つ設け、複数の逃げ道があることで猫は安心できます。階段の踊り場には床暖房をしつらえ、冬に身体をのばして“へそ天(仰向けになって無防備な姿勢で眠ること)”できる居場所をつくりました。
さらに、「新たに迎える2匹の猫がどんな性格でも、それぞれの猫がテリトリーを持てるように、いろいろな場所をつくりました。もし、先住猫との相性が悪かった場合でも隔離できるよう多目的ルームも設けました」と、どこまでも猫ファースト。喧嘩がヒートアップしたときや、個別でご飯をあげる必要があるときも、隔離できる部屋があると安心です。
“人間のための工夫”で安全と快適性を両立する
ほかにも、キャットウォークの一部を格子状にして猫の毛が溜まらないように工夫したり、脱走防止策として玄関まで二重に扉を設けました。キッチンは独立型で、ガラス戸を採用。「キッチンに猫が入ってこれないので安全ですし、猫の様子を見ながら料理ができるし、ガラス越しにこちらを覗いている姿も可愛いです」と妻。
Oさん夫妻が感動したのが、高断熱・高気密設計と第1種換気システムとによる快適さです。エアコン1台で家じゅうの温度差がなくなり、扇風機やストーブは一切不要に。「猫の抜け毛が詰まりにくいと聞いて採用した第1種換気システムですが、オール電化の電気代も予想より安く済んでいます」と夫も満足そう。
人間側の快適さを求めた設備ですが、温度差のない環境は当然猫にとっても快適そのもの。さらに、洗面脱衣所とトイレは“猫禁止エリア”にしたことで、掃除がしやすくなり、衛生面でも安心です。

