光岡自動車(以下、ミツオカ)がまた、クルマファンの間で大きな話題になっている。
11月に発表予定の新型車に関して、6月から9月まで合計4回にわたりティザー画像を段階的に公開することで、発表までの期待感が高まっているからだ。
そうした中、ミツオカのクルマづくりについて改めて学ぼうと、富山県富山市の同社製造現場を、アメリカンな雰囲気のSUV「Buddy(バディ)」の取材以来、5年ぶりに訪れた。
ミュージアムのような「MITSUOKA grand store」へ
直近のデータでは、ミツオカの2025年12月期売上高は単体で321億円、連結で373億円。部門別の売上比率は、ジープ、アウディ、フォルクスワーゲン、ランボルギーニ、キャデラック・シボレー、ドゥカティなどの正規輸入車ディーラー事業が売上全体の43.5%、ブブ中古車事業が34.8%、オリジナルカー事業が9.6%、その他が12.1%となっている。
今回の取材では製造現場のほか、2022年10月にオープンした大型展示施設「MITSUOKA grand store」にもうかがった。
1階はミツオカが扱う海外ブランドのひとつ、フィアット/アバルトのショールームと、ミツオカ富山ショールーム、また飲食店舗ティールーム「actea(アクティー)」を備えるかなり大掛かりな施設である。
注目すべきは、2階の展示スペースだ。ミツオカのオリジナルカー事業として製造販売してきた歴代の4輪モデルがズラリと並び、まるでミツオカ・ミュージアムのような空間となっている。ミツオカファンは必見だ。
ミツオカ富山ショールームの渋井貞憲店長によれば、昔からのミツオカファンに加えて、Buddyや2025年に発表した「M55(エムダブルファイブ)」の存在を知って初めてミツオカ車の購入を検討する人が増えているという。地元富山だけではなく、石川県、福井県、新潟県に在住する購入者も多い。
こうしたミツオカのオリジナルカーは、MITSUOKA grand storeからクルマで10分ほどの距離にある横野工場(富山県富山市婦中町横野)で製造されている。


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