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ライフ #法医学者がみた「働き盛りの死」の正体

「苦痛に満ちた突然死?」44歳独身男性には助けを求めて"ほふく前進"した形跡が…解剖医が見つけた米粒大の死因の正体

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倒れる男性(写真:ふじよ / PIXTA)
(写真:ふじよ / PIXTA)
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実際、私のところでも40代・一人暮らしの男性の脳血管疾患のご遺体をよくみます。

脳血管疾患で検案・解剖された人の年代別死亡者数(東京都監察医務院 令和7年版統計表及び統計図表「(11)検案件数、性・年齢(5歳階級別)・死因別」を基に筆者作成)

脳血管疾患で突然死しないためには、朝と夜、1日2回の血圧測定をして、高めなら病院にかかることです。自宅で測定する家庭血圧の場合、高血圧の基準は上が135mmHg以上、下が85mmHg以上。特に朝の血圧が高めの人は要注意です。

今は専用のスマホアプリを使うと簡単にデータの蓄積ができます。血圧測定を習慣化し、高めならば、一度かかりつけ医に相談しましょう。

自宅で朝・晩に血圧測定をしよう(写真:Mills / PIXTA)

また、40代以上で血圧高めや生活習慣病を指摘されているなら、一度脳ドックで動脈瘤の有無を調べてみてください。必要があれば破裂を未然に防ぐ治療につなげることもできます。

突然死する人=「病院嫌い」が多い

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突然死する人の中には、異常を指摘されていたにもかかわらず、病院に行かない「病院嫌い」が多い印象があります。鈴木さんも病院で血圧の管理や脳ドックを受けていたら、今も元気に働けていたかもしれません。

億劫な気持ちはわかりますが、高めの血圧の人は早めに病院でみてもらうことを検討してください。

【写真】銀杏のような見た目…頭蓋骨を切る電動カッターなどの解剖器具(ほか写真8枚)

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