その後、伊木と恒興は「密談」し、秀吉に加勢することを決定しました。
このことを聞いた片桐は「義を捨て、信長公の厚恩を忘れ、秀吉に忠誠を尽くすことは筋が通らぬ。この先、ろくなことはない」と眉をしかめたと言います。
秀吉と家康の衝突が近づく
ちなみに『太閤記』には、家康は池田恒興とは違い「義」を貫く立場にたったと記されています。
家康は信雄に対し「秀吉が出陣してきたら必ずお救いしましょう」と清須城で約束しました。
羽柴秀吉と徳川家康、両雄の激突の日は刻一刻と近づいていました。
(主要参考文献一覧)
・黒田基樹『羽柴秀長の生涯』(平凡社、2025年)
・柴裕之『秀吉と秀長「豊臣兄弟」の天下一統』(NHK出版新書、2025年)
・濱田浩一郎『秀吉と秀長 天下統一の軌跡』(内外出版社、2025年)


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