首都大学東京

MBAとファイナンス
知の拠点、丸の内サテライトキャンパス誕生!
首都大学東京大学院ビジネススクール

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少人数教育の特性を活かし
教員が親身に論文指導

首都大学東京ビジネススクールの「高度専門職業人養成プログラム(Master of Business Administration: MBAプログラム)」は2016年4月、新設された丸の内キャンパスに移転した。「これまで以上に、当ビジネススクールの高密度な少人数教育が際立っています」と語るのは、同大学院社会科学研究科経営学専攻 高度専門職業人養成プログラム(MBA)ディレクターの長瀬勝彦教授だ。

首都大学東京 大学院
社会科学研究科
経営学専攻
高度専門職業人養成プログラム(MBA)ディレクター
長瀬勝彦教授

首都大学東京ビジネススクールのMBAプログラムは、1学年の学生数約30人に対して、論文指導も行える専任教員が18人(平成28年度,研究休暇取得中教員を除く)となっている。1人の教員が指導するのは平均2人未満だ。まさに徹底された少人数教育と言えるだろう。

MBAプログラムには「経営戦略」、「マーケティング」、「経営組織・ヒューマンリソースマネジメント・意思決定」、「会計学」、「マネジメントサイエンス」の5つの教育研究プロジェクトがある。学生は自分が所属するプロジェクトについて深く研究を進めながら他のプロジェクトの科目を履修することで幅広く学ぶことができる。

「アメリカのMBAの学生は20代が中心ですが、本学MBAの学生は平均年齢がやや高く実務経験のある人が多いので、ケース授業の仕方も違ってきますし、講義型の授業で理論を学んで経験を整理し直すことも重要になります。日本型のMBA教育のあり方についてつねに検討しながらカリキュラムを編成しています」(長瀬教授)

MBAプログラムでは修士論文もしくは課題研究論文を完成させることが義務づけられている。社会人として活躍する学生が自ら直面する問題意識などから出発し、指導教員を中心とした指導の下で論文にまとめあげるのだ。

「科目の履修や論文執筆のプロセスを通じて、理論的な研究、論理思考、データの収集・分析などを学ぶことができます。お手軽なノウハウではなく、本当の意味でビジネスリーダーに求められる幅広い視野、創造的・戦略的な判断力、高い倫理観を持つ人材を養成します」と長瀬教授は自信を見せる。

平日の夜間と土曜日に開講されているため、働きながら通うことができるのも魅力だ。「自分の会社の常識で判断するのではなく、ユニバーサルな知識と理論を身に付けてほしい」と長瀬教授が語るように、同MBAで学ぶことは、ビジネスパーソンとしても大きな財産になるだろう。

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