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サムスン「折りたたみスマホ3本の矢」を投入、アップル参入を前に日本企業との極秘開発で薄型化

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Galaxy Z Fold8 Ultra、Galaxy Z Fold8、Galaxy Z Flip8、Galaxy Watch Ultra2、Galaxy Watch 9
サムスンが8月に発売した新製品(写真:筆者撮影)
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アップルに限らず、高付加価値なスマホとして「折りたたみスマホ」市場に注目するメーカーは多く、ライバルは増え続けている状況だ。

サムスンがトップシェアを維持するためにも、「対アップル」「対他メーカー」施策は重要であり、その軸に据えたのが「3モデル展開」、ということになるだろう。

日本企業と組んだ「極秘プロジェクト」

ただし、複数機種を展開するのは容易なことではない。ヤン副社長は「これら3つの折りたたみ体験を実現するには、単にサイズや形状、デザインを変更するだけでは不十分」と話す。

構造は設計全体に影響しており、ディスプレイを変えればヒンジが、ボディを変えれば放熱性やバッテリー構造が変わってくる。そのため、多くの部分で独自開発を行い、最適化する必要が出てくる。

中でも今回強調したのは、ディスプレイに「チタン素材」を採用したことだ。同社はこれを「Flex Titanium」と呼んでいる。折りたたみスマホは「開閉」という作業がつきもの。有機ELを使ったディスプレイを折り曲げることはできるが、長期的な堅牢性が必須になる。

ディスプレイを支える部分にチタン素材を採用したことが改善の決め手に(写真:サムスン)

ヤン副社長は「今年発売した第8世代の開発が最も難しく、同時に最も革新的だった。その中核にあるのがFlex Titaniumだった」と話す。その開発では、日本企業との協業が不可欠だった。

「世界中の名だたるチタン製造企業にアプローチしたが、私たちが求める高品質な母材を提供し、それを数十マイクロメートルレベルという非常に薄く、均一で安定した品質に加工できる技術力を持っていたのは、ある日本メーカーだけだった」(ヤン副社長)

ディスプレイを構成するフィルムの現物。右側2枚がチタンを使ったもの。一番右がチタンプレートで、次がチタン合金を使ったフィルム(写真:サムスン)
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