日常の買い物は複数立地するスーパーやドラッグストアへ行き、休日の買い物は「ゆめタウン出雲」や「イオンモール出雲」にまで車を走らせる。そんな消費行動に変化したと考えられる。
「ViVA」の核テナントであるホックが退店する2カ月前には、車3分ほどの近所にダイレックスがオープンした。
「ViVA」は生活必需品のニーズだけを満たすには床を持て余し、休日のショッピングの場としては小さすぎるというジレンマを抱えてしまったのだ。
思い出とともに幕を下ろす
今回、旧平田市を歩いて感じたのは、街のあらゆるところから「ViVA」が見えるということだ。「ViVA」周辺の大型店集積地から少し歩くと、一面に緑が広がり、田んぼの中に「ViVA」がそびえているように見える。旧平田市に入る玄関口のひとつである西代橋あたりからも、「ViVA」のある街の景色を望む。
34年前、この田園風景の中に突如としてジャスコが現れてから、買い物の場としてだけでなく、きっと街のシンボルとして地域の人々に愛されてきたのではないだろうか。
家族で買い物にきた日々、友達とフードコートで喋っていたあの頃、イベントで盛り上がったあの日――。色とりどりの思い出とともに、「ViVA」は幕を下ろす。


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