また、続いて、実際の建物の点検現場で活躍するドローンの映像を見て、さらに目を見開くこととなる。ビルの屋上でドローンを操縦しながら、建物の外壁にあるヒビを撮影し、撮影した映像を解析アプリに通すと、ヒビの数を検知し、一瞬で分かりやすく可視化されていた。
確かに、タワマンをはじめとした背の高い建物の点検を人力でおこなうのは無理がある。こうした場所をドローンで点検しておけば、地震時の被害も抑えられるのではないだろうか。
災害大国である日本に暮らしているからこそ、よりドローンが活躍する未来に希望を感じた。
空港周辺も人口密集地もNG。飛ばせない4つの場所
「ドローンには、主要なものとして『航空法』と『小型無人機等飛行禁止法』などの規制があります(厳密には条例なども含めると10以上の法令が関わる)。ルールを理解した上でドローンを飛ばさないと逮捕されてしまうので、今回は主に航空法について説明させていただきます」
そう言ってスライドを進めてくれる江尻さん。筆者も、過去にドローンを飛ばして逮捕されたというニュースを見たことがある。どうやら、ドローンには飛ばしていい場所・ダメな場所があるようだ。
「ドローンの飛行を規制している場所は主に4つあります。1つ目は空港の周辺。木更津は羽田空港が近いので、実はこのイオンモール木更津周辺まで規制区域に含まれています」
確かに、アクアラインを渡ればすぐに空港だが、こんなにも広い範囲が規制区域だとは思いもしなかった。しかし、万が一にもドローンが飛行機との事故を起こさないために規制が必要だという。
「2つ目は、人口密集地の上空です。つまり、建物や人が多く密集している場所ですね。ここ木更津市もその中に含まれています」
これには思わず「ええ!」と声をあげて驚いてしまった。
「場所によるのですが、まさにこのイオンモール木更津周辺は人口密集地区に該当しています」
木更津にはアウトレットがあり、コストコがあり、カインズがある。基本的にどの施設も駐車場は無料で、利用できるくらいだだっ広いのが魅力だというのに、まさか人口密集地に該当するとは。


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