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ライフ #ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで

「奨学金も支援制度もあるのに…」生活保護世帯への冷ややかな目 教育格差は本当に「本人のやる気と努力不足」なのか?

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教育格差のイメージ
「教育格差」は制度上の支援だけでは解決しない(写真:Turn.around.around/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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つまり、問題は「制度や情報さえ整えれば、勝手に届く」という段階ではない、ということです。

「やりたい」と思うまで、誰が支援するのか

今の日本には、頑張ろうとする子どもを応援する制度は一定程度そろっています。大学に行きたい、奨学金を申し込みたい、授業料を減免してほしい。そう思って調べれば、以前よりも多くの制度にたどり着けます。

しかし、本当の問題は、もっと別の場所にあるのです。「いい大学に行きたいです。でも家にお金がありません」……そう言える子は、すでにかなり前まで来ています。自分に選択肢があると知っている。努力すれば未来が変わると思っている。大学という世界を知っている。大人に「助けてください」と声を上げる方法を知っている。

そんな子に手を差し伸べる制度は、確かに増えてきました。しかし、「別に大学なんて行かなくていい」「勉強して何になるのか実感できない」「自分にはどうせ無理だ」と思っている子を、いったい誰が、どうやって支援すればいいのでしょうか

「真の弱者は救いたい姿をしていない」という言葉があります。教育についても、同じことが言えるのかもしれません。僕たちはつい、頑張りたい子、頑張っている子を支援しがちです。支援しやすいからです。

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