ただの精神論ではありません。心理学の「目標設定理論」では、人は曖昧な目標よりも、具体的で難しい目標を持ったほうが高い成果を出しやすいことがわかっています。単に勉強をするより、「何のために勉強するのか」を常に意識しながら学んだほうが、情報処理が深くなるのです。
加えて、どんなときでも「何のために学ぶのか」を自分の言葉で説明できるようになるため、モチベーションが落ちにくくなります。
学びが続かない人の多くは、「なんとなく学んでいる」状態に陥っています。「不安だから学ぶ」「みんながやっているからやる」「とりあえず資格試験の問題集を買う」。このような状態では、学びが深まりませんし、モチベーションを失いやすくなります。
少し結果につながらなかっただけで、「何のためにやっているんだろう」と不安になってしまうでしょう。人間は、「どこへ向かっているかわからない努力」を続けるのが苦手な生き物なのです。
ノートの表紙に「目標」を書く
おすすめの方法は、目立つところに「私は〇〇のために勉強する」と書いておくことです。
たとえば、勉強に使うノートやメモ帳の表紙などです。1行で構いません。「英検準1級に受かるため」「営業で使える知識を身につけるため」などの短い言葉で大丈夫です。大切なのは、「完璧な目標」をつくることではなく、「自分がどこへ向かいたいのか」を言葉にすることなのです。
「今のインプットが、自分の将来の何につながるのか」を常に意識して学び、モチベーションが下がったときに、表紙の1行を見返す。すると、インプットの軸がぶれにくくなります。
ここまでは、「何のために学ぶのか」を決めることが重要だとお伝えしました。しかし、長期的な目標を持つだけでは、インプットは続きません。
たとえば「社長になりたい」「英語がペラペラになりたい」という目標は大切です。ただ、ゴールが遠すぎます。遠すぎる目標だけを見続けると、「今、何をすればいいのか」を見失いやすくなってしまいます。
そこで重要になるのが、「短期的なゴール」をつくることです。


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